2008-01-01から1年間の記事一覧

Aimee Mann/@#%&*! Smilers

エイミー・マンのスマイラーです。2008年9月発売です。いろいろ書いたのですが、データが吹っ飛んだので・・・、僕が言いたいことを簡単に書くと、エリオット・スミスをなぜか聴きたくなってしまう。そういうアルバムです。年齢も、性別も、育った環境も違う…

Septeto Nacional de Ignacio Piñeiro

[,h120,w160]1990/2 P-VAIN キューバ音楽(ソン)史上最高の人物であるイグナシオ・ピニェイロ(1888-1969)率いるセプテート・ナシオナールです。*1このアルバムは50年代の録音で、音楽学者オディリオ・ウルファーが廃れ行くキューバ音楽を後世に残すために…

MATT BIANCO/RICO

[,h100,w150][,h100,w150] オレンジのポップなジャケのこのアルバムですがキューバで現地のミュージシャンと一緒にレコーディングされたものを含んだ、彼らの通算10枚目のオリジナルアルバムです。ジャケの感じはカリブというよりも地中海(イタリア=スキマ…

Telarc Surround Sounds

[,h100,w150][,h100,w150] telarcっていうロゴを時々CDを見ていると見つけることがあります。個人的には、まったくオーディオ機器に興味がなく、聴く音楽もクラッシック以外は雑食なので、時折旬の過ぎた(失礼ですが)アーティストのCDで、このtelarcをみる…

SONNY ROLLINS/HERE’S TO THE PEOPLE

[,h160,w90][,h160,w200][,h160,w110][,h160,w100] いまさら説明は要らないでしょうが、ロリンズの1990年代のアルバム。 いまだ(2008)現役を貫いている名テナーサックス奏者ですが、さすがキャリアがあるだけに、若かりしころから晩年いいたるまでの風…

TOKU/LOVE AGAIN

衝撃的いやその頃の空気で言うならば想定外か、それが彼を初めて聴いた時の感想です。どうも彼がJAZZ的なのは、楽曲の消化が上手く、それが彼の血肉となり、彼が演奏すれば、それが彼のものになるのです。それはJazz Musicianの本質の一部かもしれませんが、…

富樫雅彦/LIVE AT DOLPHY

[,h150,w110] 「音楽なんて、歌っちゃいけない音楽なんてないんだよ!」って大友康平*1が映画でのセリフで言っていましたが、今思えば、これって彼的には非常に際どい発言だったんでないないでしょうか。純粋に音楽が誰のものなのかは、最近K室氏が捕まって…

奥村チヨ/奥村チヨ

奥村チヨ さんです*1。和モノです。Jポップってのも変ですし、仕方なくジャンル分けをすればこういう事になります。 彼女の軌跡がわかる本盤です。ボーカルスタイルの変遷、特に初期のあどけなさは狙いなのかもしれませんが、どんどん女の色気を出していくあ…

Amp Fiddler, Sly & Robbie/Inspiration Information Vol. 1

何か最近気になるものはないかと思うものの、CD屋まで足を運びというのもなぜか気が向かないもので、こういう雰囲気が日本全国に伝染して、CDショップ、レコード屋の経営を圧迫して、いざという時に何もなかったという状況を生み出すのでしょう。(いわば後…

佐野元春/CHRISTMAS TIME IN BLUE〜聖なる夜に口笛吹いて

[,w150,h150] クリスマスには程遠いですがクリスマス繋がりで、佐野元春の作品をピックアップいたしました。確か彼はクリスマスの思い出については、ハートランドからの手紙*1でも、”いつも僕はクリスマスを楽しむ方ではなく、楽しませる方だった”的なクリス…

The Manhattan Transfer /The Christmas Album

*1 クリスマスアルバムです。がしかしあまりクリスマスを特別な日と捉えていない人にとってはどうでもよいのかもしれませんね。がしかし、情報洪水下、そのなかでも音についても、街を歩けば嫌でも耳にはいってくる始末ですし、一般生活を行っていればこの季…