Telarc Surround Sounds

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telarcっていうロゴを時々CDを見ていると見つけることがあります。個人的には、まったくオーディオ機器に興味がなく、聴く音楽もクラッシック以外は雑食なので、時折旬の過ぎた(失礼ですが)アーティストのCDで、このtelarcをみることがあるのです。がしかし、自分が聴いたものは、どれも好作品でありまして、このレーベルは派手ではないが、良い作品を作るレーベルだなあという認識でいました。しかし先日これまでは、ジェケに申し訳程度にあるtelarcのロゴが、冠についたCDがあり、どうしようもなく我慢ができなくなり手にしてしまいました。それが本作”Telarc Surround Sounds”です。あー前置きが長くなってしまった・・。でこのCDなんですが、クラッシックやら、ジャズ、映画音楽から、ソウルミュージックまでゴタゴタに収録され、気になるのは、20BITやら、 Surround やらのロゴが小さいながらも主張していることであり、明らかにこれまで、私が手にしたテラークものと一線を引くため、いったいこのテラークとはなんぞやというところから調べてみました。そこで簡単にTelarc(テラーク)とは以下参照

テラークは、1977年オハイオ州クリーヴランドで設立されました。サウンド・エンジニアのジャック・レナードとプロデューサーのロバート・ウッズのわずか2人でスターしたこのレーベルは設立当初から一貫してデジタル録音を採用、常に最先端のテクノロジーでオーディオ・ファンの熱い注目を浴びてきました。テラークの基本ポリシーは、コンサート・ホールでの演奏の感動を忠実に伝えるために最高水準の録音クオリティを目指すことにあります。わずか3本のマイクを基本とする独特のマイク・アレンジを駆使して、素晴らしい成果をあげてきました。

こう読むと、フムフムと思え、我が家のBOSEのシステム(と書くとかっこいいが、実際は普及機のウェーブシステムです)で聴いても音がクリアーで、そういえば山下達郎もラジオでよく、デジタルリマスタリング、やら何とかビットやら、音質についてよくしゃべっていたことも思い出し、サウンドマニア的な思考をくすぐる事でも、なんとなくだが、テラークの実態が分かってきたようにも感じました。それよりなにより、当初2人で始めたとか、3本マイクで行う独特な録音技術当のD・I・Y的な感覚が、より親近感というか、このレーベルを無条件に好きになってしまう要素があります。それにこのCDでよく演奏しているシンシナティ・ポップス・オーケストラ*1という演奏チーム名も気になるし、○○○オーケストラやら○○○グループとかって覆面バンド的な企画物臭さが、オタク的な興味をそそられる部分であったりします。
ちなみに私が好きなテラークのアルバムも軽く紹介しておきます。

Jim Hall & Pat Metheny

Jim Hall & Pat Metheny

ご存知、良い意味ギターバトル。師匠と不良息子の10番勝負
Keep on Steppin: Best of Junior Wells

Keep on Steppin: Best of Junior Wells

渋い。渋すぎです。ハーモニカ(ブルースハープやろ)いい音出てまっせ。
モダン・アンサーズ・トゥ・オールド・プロブレムズ

モダン・アンサーズ・トゥ・オールド・プロブレムズ

  • アーティスト: アーネスト・ラングリン,トニー・アレン,クリス・フランク,ジョー・バショラン,オレフォ・オラクウェ,オラレカン・ババロラ,オラクンレ・アヤンロウォ,デニス・バプティスト,コートニー・パイン
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル インターナショナル
  • 発売日: 2000/12/20
  • メディア: CD
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スライドギターいかしてます。

*1

*1:シンシナティ・ポップス・オーケストラ(Cincinnati Pops Orchestra)は、アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティにあるポップス・オーケストラである。1977年に当時シンシナティ交響楽団の常任指揮者だったエリック・カンゼルにより夏のオフシーズンに始められ、現在まで続けられている。 メンバーはシンシナティ交響楽団の首席奏者を含まないほぼすべての団員によって構成されている。レコーディングはテラーク・レーベルに映画音楽からミュージカル、純クラシック曲など様々な音楽を録音しており、いずれも優秀録音とあいまって好セールスを続けている。・・・とあるが、自分は最初このCDのための企画グループかと思っていました。何々実に企画版とか書いている場合ではありませんね